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管理職になる前にやっておけばよかった3つのこと

「やっとマネージャーになれた!」と喜んだのもつかの間、いざやってみると全然思い通りにいかない…。そんな風に感じた人、実はけっこう多いのではないでしょうか。

かくいう僕もその1人。もっと早く準備しておけばよかった…と何度思ったことか。

この記事では、実際に僕がマネージャーになって「これは事前にやっておくべきだった…!」と強く感じたことを3つに絞ってご紹介します。

これから管理職になる人や、なったばかりの人にこそ読んでほしい内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

①:評価のトレーニング

評価って、想像以上にプレッシャー大きい

マネージャーになると、「人を評価する立場」になりますよね。これ、想像以上にプレッシャーが大きいんです。
「この人のキャリア・人生に関わる判断を、自分が下すのか…」と、正直ビビりました。

プレイヤーの頃は、「なんでこんな評価なんだよ!」と思っていたのに、いざ自分が評価する側になると、その難しさがよくわかるんです。
目標の立て方一つとっても、ちゃんと学んでおけばよかったなと後悔しました。

目標設定はSMARTの法則で

実は僕、マネージャーになるまで「SMARTの法則」なんて聞いたこともなかったんです。
でも、今なら断言できます。これ、めっちゃ大事。

SMARTの法則

  • S:Specific 目標が具体的で明確か?
  • M:Measurable 達成度を測定可能か?
  • A:Achievable 現実的で到達可能か?
  • R:Relevant 組織方針と関連していて重要か?
  • T:Time-Bound 期限が設定されているか?

たとえば「営業成績を伸ばす」じゃなくて、「今期中に売上を15%アップさせる」みたいに、
具体的で測定可能な目標を立てることが、評価のトラブルを防ぐカギなんですよね。

目標がふわっとしていると、期末に「これ達成したことになる?」って揉める原因になります。

評価の基準は、最初からしっかり決めておきましょう。

評価基準をはっきりさせないと信頼が崩れる

「なんとなくA」「まあまあだからB」みたいな曖昧な評価って、ほんとダメです。
部下はちゃんと見てますし、納得感がないと一気に不信感を持たれます。

少なくとも「最高評価」「合格点」「最低ライン」だけでも基準を明確にしておくだけで、
部下とのコミュニケーションが格段にラクになります。

これは、マネージャーになってから痛感したことのひとつですね。

②:社内交流

他部署との連携、結局は「人間関係」で決まる

マネージャーって、自分の部署だけじゃなくて、他部署と協力して動く場面がめちゃくちゃ増えます。
つまり、社内人脈がめちゃ大事。

でも僕はというと、もともと人見知りで、社内イベントも避けがちだったタイプ。
結果、マネージャーになってからの他部署との連携にめちゃくちゃ苦労しました…。

「この人、誰?」って思われてると、話も通じにくいし、協力も得にくいんですよね。
もっと早くから社内の人と関わっておけばよかったなと、ほんと後悔してます。

雑談や飲み会も「仕事のうち」だったと気づく

これ、昔の自分に言ってやりたい。
「雑談とか飲み会とか、全部ムダ」って思ってたけど、あれも立派な“仕事”なんですよ。

たとえば、普段あまり接点のない人とも顔見知りになっておくだけで、いざってときの連携がスムーズにいくんです。
逆に、全然知られていないと「なんで急にそんなこと頼んでくるの?」って警戒されがち。

僕はマネージャー1年目の頃、それでけっこう痛い目を見ました。

だから今は、人見知りながらもできるだけ社内イベントなどに顔を出すようにしています。

結果、格段に仕事がやりやすくなりました。

「社内で頼れる人がいる」って安心感が違う

トラブルが起きたとき、顔見知りの他部署の人がいれば「ちょっと相談させて」と頼れる。
これって、ものすごく心強いです。

逆に、知り合いゼロだと「誰に聞けばいいのかわからない」「まず説明から入らないといけない」みたいに、時間も手間もかかります。

社内ネットワークって、実はめちゃくちゃコスパのいい“資産”なんです。

③:人前で話すスキル

朝礼・会議・飲み会の挨拶…しゃべる機会がめっちゃ増える

マネージャーになると、とにかく「人前で話す」機会が増えます。
たとえば朝礼の挨拶、会議の進行、WEB会議のまとめ、さらには飲み会でのスピーチまで。

でも僕は、ずーっと人前で話すのを避けてきたんです。結果、めちゃくちゃ緊張して、ある会合では足が震えて床が「タップダンス状態」に…。
本気で恥ずかしかった。

「そのうち慣れるでしょ」と軽く考えていたけど、ちゃんと練習しておくべきだったと後悔してます。

完璧を目指すと、逆に大事故になる

人前で話すときって、「完璧に言わなきゃ!」って思いがちですよね。僕もそうでした。

でもそれがダメなんです。一言でもつまずくと、パニックになって頭が真っ白に。

今は、「完璧じゃなくてもOK」「言いたいことの流れだけ決めておく」でうまく話せるようになりました。
たとえば、「今日話すポイント」だけを頭に入れておくだけでも、だいぶ安心できます。

話し方は「センス」じゃなくて「技術」だった

「人前で話すの向いてないわ〜」と思ってたんですが、実は“話し方”ってトレーニングでどうにかなるもんなんですよね。

僕は自分の話してる様子を撮影して聞いてみたりして、少しずつ改善していきました。
特別なセンスがなくても、やり方さえ知ってればちゃんと上達します。

だから、早めに練習しておくに越したことはないです。
千葉佳織さんの『話し方の戦略』という本はめっちゃ勉強になるので、おすすめです!読んでおいて損はありません。(オーディオブックでもOK)

まとめ|マネージャーになってから苦労しないために

おさらいです。マネージャーになる前にやっておけばよかったことは以下の3つ。

  • 評価のトレーニング:SMARTの法則
  • 社内交流:社内人脈づくりも仕事のうち
  • スピーチの練習:話し方は才能じゃなくてスキル

プレイヤーとして活躍してきた人でも、マネージャーの世界はまったくの別物。
だからこそ、「なる前の準備」がものを言います。

もし今「マネージャーを目指そう」と思ってるなら、今からでも遅くありません。
少しずつでいいので、今回紹介したことを意識してみてくださいね!

今回の記事は以上です。
終わり!

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