転勤したくないっていうのは甘えなのかな…。地域限定社員ってどうなんだろう。
こんな悩みを解決します。
こんにちは。しげぞうです。
僕自身は家族の病気をきっかけとして、3年かけて地域限定社員という道を選びました。そして会社に依存しない人生を歩むべく、今こうしてブログを執筆しています。
本記事の内容
- 転勤族のメリット・デメリット
- 地域限定社員のメリット・デメリット
- 転勤を避ける2つの対処法
転勤したくないというのは、甘えでもなんでもありません。個人の価値観です。
とはいえ、会社側の立場からみると人員配置の関係もあるので、転勤という仕組みが便利なのも実情です。
本記事では、転勤族と地域限定社員それぞれのメリット・デメリットについて解説しています。
そして最後には「転勤したくない」という方のために、いざというときに備えて今から準備しておくべきことも紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それではいきましょう。
転勤族のメリット・デメリット
では、まずはじめに転勤の定義について確認しておきましょう。
転勤(てんきん)とは、同じ官公庁または会社内で勤務地が変わること[1]。人事異動のひとつ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たいていの場合は。勤務地が変わることによって転居や単身赴任が伴うと思いますので、本記事では「住居の移転を伴う異動」と定義します。
転勤は原則拒否できない
- 会社は、業務上の必要がある場合、従業員に転勤を命ずることができる
- 転勤を命じられた従業員は、正当な理由がない限り拒むことができない
このような文言が、会社の就業規則に定められていることが多いでしょう。
拒否すると、最悪の場合は解雇になることもありえます。
そのため、転勤は基本的に拒否できないと認識しておきましょう。
転勤のメリット
つぎに、転勤のメリットについて説明しましょう。
転勤のメリット
- 環境を強制的に変えられる
- 人間関係をある程度リセットできる
- いろんな場所に行ける
- 自由な時間ができる(単身赴任の場合)
- 出世できる道がある
いろんな場所に行きたい人や、単身赴任で自由な時間が欲しい人にとってはメリットがあります。
少し嫌な言い方になりますが、会社がなんでも決めてくれるので自分で選択できない人にもメリットありますね。
転勤のデメリット
次に、転勤のデメリットについて説明しましょう。
転勤のデメリット
- 人生設計を狂わされる
- 自分でタイミングや場所をコントロールできない
- 引っ越しがめんどくさい
- お金がかかる
- 二重生活になる(単身赴任の場合)
- 子供の成長を見れない
- オフラインの人間関係が強制リセットされる
- いつ戻って来られるかわからない(最悪、定年まで戻ってこれない)
この中の子供の成長を見れないは大きなデメリットです。
子供たちと一緒に過ごせる時間は、実質約20年です。
そのうち、べったり一緒にいてくれるのは、せいぜい10年くらいでしょう。
その二度と戻ってこない貴重な時間を失うのは、大きな損失ではないでしょうか?
地域限定社員のメリット・デメリット
地域限定社員とは、勤務地を限定し、転居を伴う異動(転勤)が発令されない正規雇用労働者の事を指します。
BIZHINTより引用
つまり、転勤しない正社員のことですね。
最近は、地域限定や勤務地限定といった職種を用意する企業がだんだん増えてきています。
いい時代ですね。
地域限定社員のメリット
今度は、地域限定社員のメリットを見ていきましょう。
地域限定社員のメリット
- 転勤に怯えずに済む
- 家族との時間をもてる
- 子供の成長を見守れる
- 家を買える(買うという選択肢をもてる)
- 自分で人生をコントロールできる
転勤に怯えずに済むというのは大きいですね。
みんなが人事異動の時期にざわついていても、全く関係なしですからね。
余談:「家を買うと転勤させられる」という話
よく、「家を買うと転勤させられる」という会社員あるあるがありますよね。
会社側からすると、
家を買う
↓
住宅ローンを組む
↓
簡単には会社を辞めないだろう
↓
転勤させても大丈夫
という考えなんでしょうね。
でも、転勤させられる側からするとたまったもんじゃない。
最悪の場合、35年間 自分はほとんど住まずにお金だけを支払い続けることになるんですからね。
地域限定社員のデメリット
気を取り直して、地域限定社員のデメリットを見ていきましょう。
地域限定社員のデメリット
- その職場が消滅するといれなくなる。
- 上司が年下になるときが必ずやってくる
- 出世の道が閉ざされる。
- 若干、給与が減る
- 定年or会社をやめるまで送別会が開催されない
転勤がある職種(総合職など)の方が会社として当然優遇されるので、給与は若干下がります。
そして、悲しいことに自分がその職場を離れるまでは送別会が開かれることはありませんので、ひたすら見送る側となります。
転勤を避ける2つの方法
いかがだったでしょうか。
ここまで読んで「やっぱり転勤族はイヤだ!」と強く思った方のために、転勤を避ける方法を解説します。
転勤を避ける方法
- 会社の就業規則を熟読する
- 上司に正直に相談する
その1:地域限定職になる
僕が行ったのと同じ選択です。
- 会社の就業規則を熟読する
- 上司に正直に相談する
この2つは最低でもやりましょう。
会社の就業規則は意外と読まないので、知らないことが結構あります。
転勤や配属・異動に関するところだけでも熟読しましょう。
上司に相談することも有効です
僕の場合は上司が守ってくれたので、地域限定の制度がない中でも2年間守ってくれました。
正当な理由があればベストですが、そうでない場合も正直に相談してみましょう。
意外な抜け道を教えてくれるかもしれませんよ。
その2:転職する
そもそも地域限定という制度がない場合はどうしようもないので、転職するのもありです。
人生のステージによって考え方が変わっていくのは自然ですし、それがいまの会社で満たされないのなら、転職も選択肢に入れるべきですね。
無理にしがみついてもお互いにとってプラスにならないし、選択肢を持っておくのは大事です。
転勤がない転職先はどこ?
- 地方公務員
- 地場の中小企業
- 現地採用を行っている大企業
- リモートワークが可能な企業
このあたりですね。
いまのうちに準備しておこう
転勤の内示が出てから動き出すと、確実に失敗します。
今すぐ本格活動する必要はありませんが、いざというときの選択肢を持っておくことが大事なので、今のうちに準備しておきましょう。
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自分の市場価値や現在地を知るのにも有用ですので、ぜひやってみてください。
今回の記事は以上です。