広告 管理職の生存戦略

【警告】「アットホームな職場」は今すぐやめろ。エース社員から辞めていく馴れ合い組織の末路

こんにちは、しげぞうです。
今回は「馴れ合い組織の末路」について解説します。

「最近、チームの雰囲気は悪くない。でも、一番優秀なエースの口数が減り、疲弊しているように見える…。みんなで助け合う『アットホームな職場』を目指しているのに、なぜか業績も伸びない。どうすればいいんだろう…。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • なぜ「馴れ合い組織」からエースが消えるのか?
  • レアル・マドリードに学ぶ、勝つ組織の絶対法則
  • でも、チームの雰囲気が悪くなりませんか?

この記事を書いている僕は、過去に「アットホームなチーム」を目指した上司のもとで働き、組織が完全に崩壊していく様子を目の当たりにしてきました。

これを反面教師とし、その後僕はマネジメントの本質を死ぬ気で学び、現在は少数精鋭のプロ集団とだけ仕事をしています。

結論から言うと、「アットホームな職場」を目指している時点で、あなたのチームは破滅に向かっています。

「みんなで助け合おう」という耳障りのいい言葉は、静かに組織を腐らせていきます。
このまま放置すれば、あなたのチームのエースは確実に退職届を出してくるでしょう。

本記事では、そんな「ぬるま湯のチーム」を終わらせて、エースが辞めない「勝つ組織」を作るためのマネジメント術を解説します。

なぜ「馴れ合い組織」からエースが消えるのか?

これは僕が部下時代に経験した、チーム崩壊の実話です。

【実録】「手伝わない奴は冷たい」という空気が組織を殺すまで

当時の上司は「みんなで助け合おう」と精神論を掲げるタイプでした。
発端は、わがままなベテラン社員の不満です。

「私ばかり忙しい。この会社は手伝う文化がない」と日々不満をあらわにしていました。
これを受けて、上司はメンバー全員に「助け合い」を啓蒙しだしました。

その結果、何が起きたか?

 「早く帰る人=冷たい人、手伝わない人」という最悪の同調圧力が生まれたのです。

「助け合い」が「タダ乗り」を生み出す構造

悲劇は加速します。
そのベテラン社員は、日中はぺちゃくちゃとおしゃべりをし、夕方になってから「本気」を出し始めるようになりました。

そして定時後。早く自分のタスクを終わらせたはずの優秀なメンバーが、その尻拭いをさせられる羽目になったのです。

これが「助け合い」の正体です。

プロとしての役割分担を放棄した組織では、必ず「無能な怠け者」が得をし、「優秀な働き者」が搾取されるようになります。

エース社員は「反発」しない。静かに「見切り」をつけて去る

だんだん、 仕事ができる他の社員も、遅い社員のペースに合わせるようになってきました。
あまりにバカバカしくなった僕は、夕方はできるだけ直帰して会社にいないようにしました。

結果、全員のモチベーションが低下し、組織全体の基準が底辺に引きずり降ろされました。

当然、業績は低迷しますよね。

そして、賢い人ほど見切りをつけるのが早い。
優秀なエース社員たちは上司に文句を言うわけでもなく、ただ静かに「異動願い」や「転職」という形で次々と去っていきました。

チームは完全に崩壊。

これが、仲良しクラブの行き着く必然的な末路です。

レアル・マドリードに学ぶ、勝つ組織の絶対法則

エースの流出を止めるには、マネジメントの基準を根底から変えるしかありません。

プロの役割を明確にせよ(曖昧さは甘えを生む)

勝つ組織は、仲良しチームではありません。
各自が自分のポジションで100%の責任を果たす、プロの集団です。

レアル・マドリードの選手が「今日は疲れたから、代わりに守備してよ」なんて言いますか?
絶対言いませんよね。

彼らはスター選手の集まりです。
決して仲良し集団ではありませんが、各々が与えられた役割と責任を全うしようとします。
(世界一激しい競争環境にさらされているせいもありますが)

勝つ組織では、業務の完全な切り出しと、権限(と責任)の委譲が必要です。

「手の空いた人がやる」という曖昧なタスクは今すぐゼロにしてください。

上司の仕事は「ご機嫌取り」ではなく「高い要求水準」の提示

部下に嫌われることを恐れてはいけません。
波風を立てまいとする「昭和の事勿れ主義マネジメント」は、組織を腐らせます。

上司がやるべきは、馴れ合いの強要ではありません。
「この水準以下の仕事は認めない」という高い要求水準の提示です。

デキる部下がアホらしくなる環境を作った時点で、マネージャーとしては失格です。

ぬるま湯組織を解体する3つのステップ

具体的なアクションプランは以下の3つです。

その①:評価基準の完全な透明化(成果と責任の紐付け) 

誰が、どの業務で、どんな結果を出したか。
プロセスではなく「結果」だけを評価基準にします。

その②:「助け合い」のルール化(安易なヘルプの禁止) 

他人の仕事を手伝う場合は「上司の許可」を必須にします。
無能な社員の尻拭いをエースにさせてはいけません。

堅苦しく思うかもしれませんが、これくらい極端にしないとはじめは効果がありません。

その③:心理的安全性の再定義 

心理的安全性とは「仲良しこよし」のことではありません。

「目標達成のために、誰に対しても厳しい意見をぶつけられる状態」のことです。

ここを履き違えないようにしましょう。

でも、チームの雰囲気がわるくなりませんか?

ここまで読んだあなたの中には、こんな疑問が湧いているのではないでしょうか?

結論として、一時的な反発は必ず起きます。
当たり前です。今までサボっていた人間が、急に責任を負わされるのですから。

しかし、自分に問いかけてみてください。

「無能なベテラン社員に好かれること」と、「優秀なエースを引き留めること」。どちらが組織にとって重要ですか?

答えは明白ですよね。
嫌われる勇気を持つ。これができないなら今すぐマネージャーを降りるべきです。

行動しなければ、次は「あなた」が潰れる

エースが抜けた後、そのしわ寄せはどこに行くでしょうか?
そうです。マネージャーである「あなた自身」に直撃します。

エースが抱えていた膨大なタスクがあなたの肩にのしかかり、無能な部下たちの尻拭いに追われる日々。

過労で倒れるか、成果が出せずに降格するか。
この2択しか残されていません。

行動を先延ばしにする代償は、確実にあなた自身のキャリアをむしばみます。

まとめ:キャラクターではなく、ルールで組織を動かそう

本記事の要点を改めておさらいしましょう。

  • 「助け合い」は無能を助け、エースから搾取するシステムである
  • 優秀な人材は文句を言わず、静かに見切りをつけて辞めていく
  • 上司は嫌われる勇気を持ち、プロとしての高い要求水準を提示せよ
  • アットホームな職場は今すぐ解体すべき

最後に一つ注意点を。
 明日からいきなり部下に厳しくし、ルールを変えようとすれば組織はパニックになるでしょう。

「いきなりあの人は一体どうしたんだ?」となりますよね。

まずは期初や月末など、あなたが部署の方針を語る「大義名分」がある日をXデーに設定してください。
そして、それまでの間に、あなた自身のマネジメントのOS(オペレーションシステム)を書き換えておきましょう。

おすすめの本を1冊紹介しておきます。

『リーダーの仮面』

この本では、マネージャーが属人性(キャラクターや熱意)を捨て、「ルール」で組織を動かすための思考法が学べます。
すべてのマネージャーが一度は読むべき本だと思いますので、おすすめです。

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通勤電車の中や、歩いているスキマ時間に、耳からインプットしてみてください。

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