こんな悩みを解決します。
【結論:デュアルモニターを導入しよう】
生産性を上げたいならば、まずはデュアルモニターを導入しましょう。
ノートPCを外部モニターにつないでいるけど、ノートPCは閉じてシングルモニターで作業している人を結構見かけます。
非常にもったいないので、ぜひデュアルモニターを試してみてください。
本記事の内容
・デュアルモニターとは?
・デュアルモニターのメリット・デメリット
・デュアルモニターの投資効果
本記事を最後まで読んでいただければ、デュアルモニターを導入すべき理由が明確になり、早くやりたくてうずうずしてくるでしょう。
それではいきましょう。
デュアルモニターとは
デュアルモニターとは、PCに外部モニターを使用して2画面でPC作業を行うことです。
デュアルディスプレイやマルチディスプレイとも言われます。
こんな感じですね。
一度これを体験すると、シングルモニターでの作業がとても非効率に感じてきますので、是非一度試してみてください。
では、実際にどれほどの効果があるのか?
それをこれから説明していきます。
生産性が29〜44%向上する
ユタ大学の調査によると、シングルスクリーンからデュアルモニターに移行した結果、
テキスト作業において44%生産性が向上し、
スプレッドシート作業において29%生産性が向上したことが研究結果として得られています。
約30%もの業務効率が向上する施策はなかなかありませんよね。
例えば、2時間/日のPC作業をした場合、36分/日もの効率化が毎日できることになります。
20日勤務/月すると、720分=12時間/月 も削減することができます。
デュアルモニターのメリット
では次に、デュアルモニターのメリットをお伝えします。
メリットはこんな感じです。
1.マルチタスクが可能
2.大きい画面で作業ができる
3.ペーパーレスになる
4.目線が上がる
ひとつずつ解説していきます。
マルチタスクが可能
これが最も大きな効果です。
複数ウインドウを同時閲覧可能なので、ウインドウの切り替えの手間が激減します。
いちいちウインドウをこまめに消す必要がなくなるので、
「ウインドウを閉じる」→「必要になったからまtらウインドウを開く」といった無駄な作業がなくなるため効率的になります。
※あまりに開きすぎて、ぐちゃぐちゃになったりするときもあるので、開き過ぎにも注意が必要です。
マルチタスクは、こんなシチュエーションで効果を発揮します。
・受信メールを見ながら・・・・・・・返信メールを作成
・外注先からの見積書を見ながら・・・EXCELで表に転記
・図面を見ながら・・・・・・・・・・メモアプリにメモ
・ブラウザで調べながら・・・・・・・資料作成
・EXCELの表を見ながら・・・・・・・社内経理システムへ入力
・マインドマップを見ながら・・・・・提案書の作成
このように、非常に多くにシーンで活躍します。
画面が大きい
ノートパソコンのディスプレイは13インチや16インチが一般的なのに対し、外部モニターは21インチや23インチのディスプレイを使用することが一般的です。
そのため、画面サイズが大きくなるので当然見やすくなります。
ペーパーレスになる
画面が大きくなり、印刷するよりもそのままモニターで確認するほうが効率良くなるので、自然と自分用に印刷することがなくなります。
そのため、紙での情報管理から脱出することができるので、
こんな様々なメリットが生まれます。
・書類を探す手間がなくなる(「検索機能」が使える)
・紙を整理整頓する時間が不要になる
・ハードファイルの更新も不要になる
・机の上が自然と整理整頓される
・テレワークしやすくなる
デュアルモニターのデメリット
これまでメリットばかり説明してきましたが、
もちろんデメリットもあるので、そちらもみていきましょう。
【デュアルモニターのデメリット】
・スペースをとる
・費用がかかる
・ブルーライトのダメージが大きくなる
・パソコンに負担がかかる
ひとつずつ説明していきます。
スペースをとる
21インチや23インチのモニターを置くと意外とスペースをとるので、デスク状況によっては圧迫感が出るかもしれません。
どうしても圧迫感が気になる場合は、モバイルモニターにしたほうがいいかなと思います。
モバイルモニターの探し方はこちらの記事を参考にしてください。
参考【2万円以下】モバイルモニター 6社 を徹底比較。買いはこれ!
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費用がかかる
新たに外部モニターを購入しなければなりませんので、費用がかかります。
(1万円程度〜)
Excel・Word・PowerPointなどのオフィスワークであれば、1万円程度の安価なもので充分です。
HPやASUSがコスパも良くておすすめです。
後述しますが、一瞬で回収できるのでここは投資と考えましょう。
ブルーライトのダメージが大きくなる
画面が大きくなるので、その分ブルーライトを浴びるようになります。
ブルーライトとは?
パソコンやスマートホンなどの液晶画面から発せられる青い光。波長が短く、可視光線の中でもエネルギーが最も大きい光であり、目の疲れや精神的疲労の原因となる。また、太陽光にも同様の波長の光が含まれるため、夜間や就寝前に長時間見続けることにより、生物時計のリズムが乱され、睡眠障害などを引き起こすと考えられている。
-Weblio辞書より-
長時間画面を見ているとかなり目が疲れてきます。
とくに女性はブルーライトのダメージを受けやすい印象があるので、ブルーライトカット機能がついているモニターやブルーライトカットフィルムを使用したほうが良いでしょう。
パソコンに負担がかかる
2画面で常時作業をしていると、ファンが音をならして回りだしたり、パソコンが熱を持ったりしてきます。
パソコンの性能に依存すると思いますが、放熱対策はしていたほうが良いと思います。
放熱対策にもなる安価なPCスタンドはこちらの記事を参考にしてください。
参考【レビュー】スタンド初心者に最適な折りたたみ式ノートパソコンスタンド BX6 DODOLIVE(効果抜群)
続きを見る
デュアルモニターの投資効果
ここからは、実際にデュアルモニターに投資した場合、どれほどの効果が出るのかを試算してみましょう。
<試算前提条件>
・毎日 1.3時間 PC作業を行う
・毎月 20日間 出勤する
・毎年 240日間 出勤する
・デュアルモニターにより、30%生産性がUPする
・時給 2,000円
この前提をもとに試算すると、以下のような試算結果となります。
シングルモニター | デュアルモニター | 削減効果 | 削減金額 | |
1日 | 1.3時間 | 1時間 | △0.3時間 | △600円 |
1ヶ月 | 26時間 | 20時間 | △6時間 | △12,000円 |
1年 | 312時間 | 240時間 | △72時間 | △144,000円 |
10年 | 3120時間 | 2400時間 | △720時間 | △1,440,000円 |
このように、仮に12,000円ののモニターを購入したとしても、たった1ヶ月で投資回収できます。
しかも、以降はすべて利益になるので、1年間で132,000円のメリットを受け取れます。
逆に考えると、シングルモニターをやり続けた場合は年間14.4万円の損をし、10年間で144万円もお金を垂れ流していることになります。
これは1人あたりの計算なので、10人だと10倍、100人だと100倍の効果となります。
1人あたり年間14.4万円ものコスト削減をするのはかなり大変ですが、たかがデュアルモニターを始めるだけでそれが実現できます。
1日あたり1.3時間以上のPC作業を行っている場合は今すぐデュアルモニターを始めることをおすすめします。
一度、ご自身の業務と照らし合わせてみてください。
まとめ
いかがっだでしょうか?
働き方改革や残業規制により、サラリーマンもこれまで以上に業務を効率化して成果を上げることを強く求められるようになってきました。
本記事でご紹介したデュアルモニターはそんな方におすすめですので、是非試してみてください。
最後に、僕が実際に使ってよかったおすすめ外部モニターをご紹介しておきます。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。