こんな人におすすめの記事です
・バッテリーや充電器のことはよくわからない
・外出時の荷物を減らしたい
・できるだけコンパクトなものを選びたい
・ノートPCの充電不安を無くしたい
・ノートPC/タブレット/スマホの充電器は統一したい
・とりあえず失敗しない組合せを知りたい
今回は、ノートパソコン用のモバイルバッテリーの選び方について解説します。
ノートパソコン用のモバイルバッテリーは持ってますか?
スマホやタブレット用のモバイルバッテリーは持ってる方多いと思います。
しかし、それでは出力が足りないことが多いので、ノートパソコンの充電には使えません。
かといって、毎回純正のACアダプターを取り外して持ち運ぶのは大きいし、重たいし、面倒臭いですよね。
ましてや、コンセントがなかったらそもそも充電できません。
そこで、ノートパソコン用のモバイルバッテリーについて調べ始めました。
しかし、モバイルバッテリーもケーブルも充電器も別売だし種類や規格がいっぱいありすぎて訳わかりません・・・
それでも必死で調べました。半日くらいかけてネット記事を読み漁りました。
結果、ベストなモバイルバッテリー/ケーブル/充電器の組合せを見つけましたので、選び方をご紹介します。
(モバイルバッテリーと充電器の選定は1回失敗しました。。。)
これからモバイルバッテリー・ケーブル・充電器を検討する際の参考になれば幸いです
それではいきましょう。
モバイルバッテリーの選び方(ノートパソコン用)
では早速、モバイルバッテリーの選び方を説明していきましょう。
以下の手順になります。
手順
- ノートパソコンの仕様を確認
- モバイルバッテリーを選ぶ
- 充電器(アダプター)を選ぶ
- ケーブルを選ぶ
では、それぞれ順番に見ていきましょう。
1)ノートパソコンの仕様(スペック)を確認する
まずは、充電したいノートパソコンの仕様を確認しましょう。
パソコンの裏面などに記載されている型番をもとに検索して、下記内容を確認しましょう。
確認ポイント
①Thunderbolt3ポート or USB Type -C PD対応ポート を備えているか
②充電可能な出力 or 付属の充電器の出力 はいくつか
①があれば、USB Type-Cでの充電が可能です。
②で、充電に必要な出力がわかります。
【MacBook Pro 13インチ】では、こんな感じでサイト上に記載されています。
①Thunderbolt3対応
②61W
【m-B00k U400S】の場合は仕様書にこんな感じで記載されています。
①Power Delivery(PD)対応
②45W以上
2)モバイルバッテリーを選ぶ
次に、モバイルバッテリーを選びます。
ポイントは、以下の3点です。
確認ポイント
❶容量は充分か
❷出力は充分か
❸Power Delivery(PD)対応か
僕が使用しているRP-PB201JPだとこんな感じです。
①20000mAh
②最大60W
③PD対応
容量が20000mAhあれば、PC約1回分の充電が可能です。
それ以上になると、かなり大きく・重くなって持ち運びが大変になるので、おすすめしません。
出力は、13インチであれば60Wあれば充分です。
高速充電してくれるので、使用しながらの充電でも全然問題ありません。
1〜2時間で満タンになります。
3)充電器を選ぶ
次に、充電器を選びます。
モバイルバッテリーの充電にも使いますが、直接PCを充電するのにも使います。
ポイントは次の3点です。
確認ポイント
❶出力は充分か
❷PD対応か
❸コンパクトか
僕が使っているRP-PC112JPBだとこんな感じです。
①出力:61W
②PD対応
③最小・最軽量クラス
(サイズ:純正充電器の50%、重量:約105g)
充電器は、コンパクトにこだわりたいところですね。
モバイルバッテリーは、どうしても容量で大きさが決まってしまうので、充電器はできるだけ小さくて軽いものをおすすめします。
モバイルバッテリー同様、60W以上あれば13インチのPCは高速充電可能です。
そして、PD対応が必須であることはもうおわかりですよね。
4)ケーブルを選ぶ
最後に、ケーブルを選びます。
モバイルバッテリー⇄PCを繋ぐのはもちろん、
モバイルバッテリー⇄充電器を繋ぐにも使用するので重要です。
選ぶポイントは、次の3点です。
確認ポイント
❶モバイルバッテリー、充電器の出力に対応しているか
❷Thunderbolt3か(充電のみならPD対応でもOK)
❸ケーブル長:1M未満か
僕が使用している107002-BLK-0.8m-Jだとこんな感じです。
①出力:60W対応
②Thunderbolt3
③長さ:0.8M
モバイルバッテリー、充電器の両方の出力に対応していないと力を発揮できないので注意しましょう。
モバイルバッテリー同様、高速充電をするためにThunderbolt3(あるいはPD対応)のものをおすすめします。
※Thunderbolt3あるいはPD対応だと、自動的に接続はUSB -C になります。
そしてケーブル長は、最も短い0.8Mをおすすめします。
理由は3つです。
1、持ち運びが楽
2、モバイルバッテリー併用なら長さは必要ない
3、データ転送時に最大40Gp/s の速度を出せる
下記のような使い方をすれば、ケーブルに長さは必要ありません。
長いと逆に邪魔になります。
まとめ
改めてまとめると、選ぶときのポイントはこんな感じです。
ポイント
- 各機器がPCに必要な出力を満たしているか(目安:60W以上)
- 各機器がThunderbolt3 or Power Delivery対応か
- コンパクトか
最後に、上記で例としても用いました
僕が使用している各機器を紹介しておきます。
まだあんまりよくわかんないという方は、とりあえずこれを選んでおけばOKです。
モバイルバッテリー RP-PB201JP(RAVPower)
充電器 RP-PC112JPB(RAVPower)
ケーブル 107002-BLK-0.8m-J(Cable Matters)
この組合せの特徴はこんな感じです。
特徴
- USB Type-C 60W対応
- 急速充電規格 Power Delivery(PD) 対応
- 20,000mAの大容量
- USB Type-A 18W Quick Charge(QC) 対応
- 本体への急速充電 PD30W入力対応
この組合せを使えば、以下のようなことが可能になります。
・ノートPCの高速充電が可能。
(MacBook Pro13インチの場合、約2時間で満タン)
・ノートPC 約1回分を充電できる
・ケーブルは高速データ転送が可能(外付けHDDなど)
・モバイルバッテリーの高速充電も可能
・USB TYpe-Cポートを備えたタブレット、スマホも充電可能
つまり、充電不安をほぼゼロにすることができます。
ただし、以下2点は注意が必要です
注意ポイント
- PC側に「Thunderbolt3ポート or USB Type -C PD対応ポート」のいずれかを備えていることが必須条件。
- PCによってはPDの認識が安定せず、充電できないことがある。
いかがだったでしょうか?
知識ゼロからだと、正直考えるのも嫌になるくらいややこしいですよね。
僕も理解するのにかなり時間がかかりました。
できるだけわかりやすく書いたつもりです。
本記事が少しでも皆さんの参考になり、素敵なPCライフの助けになれば幸いです。
今回の記事は以上です。