「副業って、会社への裏切りじゃないの?」
こんな声、まだまだ聞こえてきますよね。正直、僕も最初はちょっと後ろめたさがありました。
でも今は、副業を通じて「会社にも社会にも貢献できてる」と胸を張って言えます。
この記事では、僕がどうやって副業をやりつつ会社に感謝できるようになったのか、その考え方と働き方をリアルにシェアします。
副業=裏切りだと思ってた頃の自分

副業解禁ムードが広がっていた頃、僕の中には葛藤がありました。会社から「副業OK」って言われても、なんとなく罪悪感があったんです。
「会社に100%尽くすのが当たり前だよな」
「副業って、裏でこそこそしてるみたいだし…」
そんな古い価値観に縛られてたんだと思います。だから、上司や同僚に「副業やってます」とは言えなかった。
夜遅くまで残業して働くのが普通。そんな生活をしながら「自分の時間を副業に使うなんて甘えかな」と思ってました。
でも今なら堂々と言えます。あの罪悪感は必要なかった、と。
最初は「裏切り」と思っていたが、それは思い込みにすぎなかった。
「副業=裏切り」じゃない3つの理由

① 会社で得たスキルを外で活かすのは社会貢献
僕は本業で磨いた営業力や資料作りのスキルを、副業のブログや発信に活かしています。
例えば、提案資料の作り方を記事にしたら、全然違う業界の人から「仕事でめっちゃ役立った」と感謝の声をもらいました。
これこそ、会社で育った力を社会に還元できている証拠です。
② 副業で学んだことが本業にも返ってくる
ブログや発信を続ける中で鍛えられたのが、「どう伝えるか」という力でした。
文章にするには内容を整理して論理的に構造化しないと伝わらない。副業を通じて自然とこの力が鍛えられました。
結果、上司や部下から「説明が分かりやすい」と言われる機会が増え、本業の評価アップに直結しました。
③ 自立した社員は会社にとってありがたい
副業を続けると、自然と時間管理や段取り力が鍛えられます。
記事を書く習慣のおかげで、仕事の優先順位をつける力も強化されました。
その結果、自分で考えて動けるし効率も格段にアップ。
上司から見ても「任せやすい存在」になれたのです。
副業は“裏切り”ではなく、社会貢献・スキル還元・効率化という形で会社にもプラスになる。
【実体験】副業を始めて社内評価が爆上がり
副業のことを大っぴらに公言したわけではありません。
でも、取り組みを続けるうちに自然と社内での評価が変わっていきました。
- ITリテラシー:WordPress操作、画像編集、データ分析など。
- 文章力:ブログで「分かりやすく書く力」が鍛えられ、資料やメールが明快に。
- 時間効率:限られた時間で成果を出す習慣ができた。
- チャレンジ精神:生成AIや新しいツールに積極的に触れるようになった。
こうした変化が本業でも評価され、人事考課では最高評価を獲得。重要なプロジェクトにも次々と呼ばれるようになりました。
副業を通じて得たスキルや姿勢が、マネージャーとしての評価向上に直結した。
僕が意識している3つのこと

① 本業を最優先にする
平日は副業をやらず、土日に集中してやるようにしています。
線引きをしたことで「本業を犠牲にしてる感覚」がなくなり、むしろ成果が安定してきました。
② 「会社で得たもの」に感謝する
本業での学びは副業の土台です。
部下への指導経験をネタに記事を書いたら「参考になった」と反響をもらい、会社での経験の価値を再認識しています。
③ 本業とつながる副業を選ぶ
本ブログのテーマは「働き方」「管理職の悩み」「副業術」。
実体験だから説得力があり、本業と副業の学びが相乗効果を生み出します。
本業最優先・感謝・シナジー。この3つを守れば副業はむしろ武器になる。
FAQ
上司に副業のこと、言った方がいい?
A. 僕は「言ってないけど隠してもいない」スタンスです。本業に支障が出ていなければ問題ないし、成果が出ていればむしろプラス評価になるので、どちらでも構いません。
副業収入はどう使ってる?
A. 贅沢ではなく、家族との旅行や学び、新しい体験への投資に使っています。例えば、生成AI講座を受けて本業プレゼンに活かしたら顧客の反応が激変・・・みたいなこともありました。
まとめ:副業は会社への恩返しになる

副業で得たスキルや収入は、結果的に会社への恩返しにもつながります。
- 説明・発信力が上がる
- 稼ぐ力がついて会社に依存しすぎなくなる
- 人脈や情報収集の幅が広がる
こうした経験を会社に持ち帰ることこそ、最大の感謝の形。
副業は裏切りではなく、向き合い方次第で信頼関係を深められます。
- 成果で信頼を得る
- 感謝を忘れない
- 本業とシナジーのある副業を選ぶ
この3つを意識すれば、副業は「育ててもらった会社への恩返し」になります。
もし今、「副業って裏切りかな…」と迷っているなら、まずは小さく試してみましょう。
ブログを書いてみる、本を要約して発信してみる──その一歩が未来を変えます。
今日が、その最初の一歩を踏み出すタイミングかもしれませんよ。
