アドセンスに申請したら「有用性の低いコンテンツ」で不合格にされた。合格するためになにを直せばいいかわからない。何回も落ちていて、さすがに心が折れそう。
こんな悩みを解決します。
こんにちは、しげぞうです。先日、こんなツイートをしました。
はい、10回目の挑戦でようやくGoogleアドセンスに合格することができました。
初挑戦から約1年。長かったですね。こんなに時間かかった人は他にいないんじゃないでしょうか。
そんな僕がずっと悩まされていたのが、この「有用性の低いコンテンツ」問題です。
本記事の内容
- Google アドセンス合格時のサイト状況
- 「有用性の低いコンテンツ」を攻略した方法
- 実施しなかったこと
- 合格通知が来るタイミング
本記事の信頼性
- koublog 管理人
(ブログ収入:月5桁達成)
- iPad系サラリーマン(営業職)
(iPad仕事歴:5年、営業歴15年)
- オーディオブック信者
(累計330作品、1000時間以上再生)
本記事を書いているぼくはブログ歴2年です。副業でブログを初めて、月5桁を達成できました。iPadとオーディオブックを愛しています。
挑戦すること10回、ネット記事を調べまくっていろいろ試しました。おそらくすべての対策を実行したんじゃないかと自負しています。
本記事では、そんな思いっきり遠回りしてきた僕だからこそお伝えできる、客観的で再現性のある攻略法を網羅的に紹介しています。
「有用性の低いコンテンツ」で不合格になった人は、まずは本記事に書いてあることを試してみてください。感覚的な判断や難しい作業は一つもありません。あきらめなければ、きっと合格できます。
それではいきましょう。
Googleアドセンス合格時のサイト状況
まずはじめに、合格したときのサイト状況を共有します。
お見せするのも恥ずかしいぐらいですが笑
アクセス状況
Googleアナリティクス
Googleサーチコンソール
ざっくりまとめるとこんな感じ。
- 1ヶ月で60PVくらい。
- そのうちの半分が検索流入
- 記事数:50記事(合格時は5記事を厳選)
- 記事平均順位:50位
- 1記事だけ順位一桁
- 有料テーマ:ACTION(AFFINGER6)を使用
全然しょぼいですよね。こんな状態でも合格できるので安心してください。
アドセンス審査にのぞむ最低限の装備
アドセンス審査にのぞむにあたり、以下は最低限必要です。もしまだできていなかったら、このタイミングで整えておきましょう。
僕が使ったツールもあわせて紹介しておきますので、参考に。
- Google アナリティクスと連携 → Site Kit by Google(プラグイン)
- Googleサーチコンソールと連携 → Site Kit by Google(プラグイン)
- サイトマップ作成 → Google XML Sitemaps(プラグイン)
- お問合せフォーム作成 → Contact Form 7(プラグイン)
- プライバシーポリシー作成
- プロフィール作成
- 5記事書く
プライバシーポリシーとプロフィールは固定ページで作成します。詳しくは、ググってください。
プライバシーポリシーのテンプレートはネット上にいっぱい転がっているので、そこから引っ張ってきちゃいましょう。本サイトの内容を真似してもらっても構いません。(サイト名は忘れずに変更してくださいね)
» 本サイトのプライバシーポリシー
記事は5記事を目安に用意しましょう。
理由は、カテゴリーを2つ用意できるからです。5記事あれば1カテゴリーあたり2記事以上にできます。別に4記事でもかまいません。
テーマは無料テーマで問題ない?
よく話題にあがりますが、無料テーマで全く問題ありません。
Cocoonなどの無料テーマで合格している人はたくさんいます。
ただし、今後ある程度の収益化を目指していくのであれば、有料テーマに早めに切り替えることをおすすめします。
上位記事はほとんどが有料テーマですし、記事の執筆スピードも格段に早くなります。なにより、テーマを変えると記事レイアウトが崩れるので、記事数が多くなってから乗り換えると記事のリライトが大変です。
僕もCocoonからAFFINGERに乗り換えたのですが、記事装飾が対応していないのでめちゃめちゃ大変でした。
アドセンスに申請するということは収益化を目指していると思います。収益化と効率化を目指すなら、このタイミングがいいですよ。覚悟も決まりますしね。
ちなみに、僕が利用しているのはACTION(AFFINGER6)です。アフィリエイトなどの収益化に特化したテーマです。
» WordPressテーマ:ACTION(AFFINGER6)とは?
「有用性の低いコンテンツ」を攻略した方法
「有用性の低いコンテンツ」についておさらいしておきましょう。
一言でいうと、「おたくのサイトは価値が低いので認めません。」ということですね。
「独自性」という言葉が目を引きますが、これにひっぱられないでください。記事の内容が悪いとは限りません。
僕は独学で挑戦したので、すべてネット記事から情報を得ました。20記事くらい読み漁り、その中から選別した方法が以下です。
- アクセスの少ない記事を下書きに戻す
- 下書きに戻したすべての記事をインデックス削除する
- 「よく読まれている記事」を差し替える
- 内部リンクを修正する
- アフィリエイトリンクを見直す
- カテゴリーを整理する
- トップページの「おすすめ記事」を整理する
- 「カバレッジの問題」を解決する
以上、8項目です。
順番に解説していきますね。
①:アクセスの少ない記事を下書きに戻す
サーチコンソールで検索アクセス状況を確認する
Googleサーチコンソールで検索流入の状況を確認し、上位5記事だけを残します。数が多いと記事の手直しが大変なので、5記事を目安に残しましょう。
インデックス検索する
残す記事を決めたら、次にインデックス検索をします。
インデックス検索とは、Google検索エンジンに記事がちゃんと認識されているかどうか(=検索したときにヒットするかどうか)を確認することです。
残した記事がちゃんと表示されるかを確認します。「表示されない=Googleが記事として認めていない」 なので、その記事は外したほうがいいでしょう。下書きに戻した記事は、アドセンス合格した後に戻せばOKです。
インデックス検索する手順は、検索窓に「site:」を入力し、その後に確認したいページのアドレスを入力すればOKです。
こんな感じ。
②:下書きに戻したすべての記事をインデックス削除する
すべて削除します。
インデックスが残っていると「存在するはずなのにページがない」とGoogleが認識してしまうので、これを防止します。
以下のようにGoogleサーチコンソールのURL検査のページで実行できます。
③:「よく読まれている記事」を差し替える
僕の場合、下書きに戻した記事が「おすすめ記事(=よく読まれている記事)」に掲載されていたので、そこを差し替えました。
この部分ですね。
これはあくまで僕の場合なので、関係ない人はスルーしてください。
④:内部リンクを修正する
記事同士をブログカードなどの内部リンクでつないでいる場合、これを修正します。
下書きに戻した記事が内部リンクで残っているとエラーになるためですね。
⑤:アフィリエイトリンクを見直す
期限が切れているなどの無効なリンクや、むりやり入れている不自然なリンクを削除します。
すべてのリンクを削除する必要はありません。あくまで不自然なものだけですね。
記事関係の修正はここまでです。
⑥:カテゴリーを整理する
残した記事に合わせて、カテゴリー構成を変更します。
僕の場合は、以下のように変更しました。
変更前
- 仕事術
- オーディオブック
- ブログ
- レビュー
変更後
- Work
- オーディオブック
1カテゴリーあたり2記事以上になるようにしました。
削除したカテゴリーページのインデックス削除も実施しておきましょう。おそらく関係ないとは思いますが、念には念を入れてです。やり方は先程のやり方と同じです。
⑦:トップページの「おすすめ記事」も整理する
AFFINGER6の場合、トップページに「おすすめ記事」を表示することができます。
僕はカテゴリーページを表示していたので、決めたカテゴリー構成に合わせてそれも整理しました。
これが原因だった可能性大
僕の場合、これが原因で不合格になっていた可能性が高いです。カテゴリーページのリンクが古いアドレスのままになっていました。
ブログ開設初期に色々とカテゴリーをいじっていたときの名残ですね。存在しないページのリンクが残っている状態になるので、ここをクリックするとエラーになる状態になっていました。
⑧:「カバレッジの問題」を解決する
Googleサーチコンソールから、以下のようなメールが届いていました。
特定のページをインデックス登録するかどうかで、WordPressテーマとプラグインでケンカしていた状態になっていました。
僕の場合は、カテゴリーとサイトマップのページでエラーがでていたので修正しました。
アドセンスでは、こういうエラーがひとつでもでていると不合格になるはずです。
対処法については【アフィンガー6】「カバレッジの問題が検出されました」の対処法2つで詳しく解説しています。
対策はこれで以上です。お疲れさまでした。
これで再申請してみてください。
実施しなかったこと
ネット記事に記載されている中で、僕自身が実施しなかったこともお伝えしておきます。
下書きに戻した記事が確実にインデックス削除されているかのチェック
単純にめんどくさかったのでやりませんでした。
インデックス削除後すぐにアドセンス申請したときは不合格になったので、反映されるのに数日のタイムラグはあるようです。
Googleサーチコンソールでエクスペリエンスを確認する
アクセスが少なすぎて?なのか、データ無しのため確認できませんでした。
これをやる目的は「改善が必要なURL」を特定するためです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください(外部リンク)
コピーコンテンツかどうかのチェック
CopyContentDetectorで無料でコピペチェックできますが、無料プランの範囲が4000文字までだったので断念しました。
なにより、単純にめんどくさかった。
ページ表示速度の改善
以前に調査したときに気になって多少改善していたので、スルーしました。
詳しい改善方法はこちらの記事で解説しています。
【アフィンガー6】モバイル表示速度を300%改善できた7つの方法(WordPressブログ)
続きを見る
合格通知は10日後にきました
ネット記事やTwitterをみていると合格する場合は2〜3日以内で合格通知がくるような感じだったのであきらめていましたが、10日後に合格通知がきました。
時間がかかっているからといって不合格とは限らないので、安心してください。
諦めなければ、必ず結果が出る
僕自身、何度もあきらめかけました。アフィリエイトだけでいいかとも思いました。
でも、「収益化を目指しているのにここを通過しないで本当に大丈夫なのか?」という疑念がわいたので、あきらめずに挑戦しました。
ブログは野球やサッカーなどのアスリートとは違って、先天的な特殊能力は必要ありません。何度転んでも、あきらめずに立ち上がってチャレンジし続けたら必ず結果がでます。
「あきらめたらそこで試合終了です」
「アドセンスなんかいらない」は強者の論理
アドセンス合格前には、こんなツイートをしていました。
月収100万以上稼いでいるような人からするとそうかもしれませんが、ほとんどの人はそこまで稼いでいません。なにより、アドセンスに合格することで自信がつきます。
チュートリアルがようやく終わったような感じですね。
なので、不合格が続いている人も決してあきらめないでください。僕でもアドバイスできることがあればお答えしますので、その際はDMを送ってください。
最後に感謝の意味も込めて、合格にあたって僕が参考にした方の記事をご紹介しておきます。
» 「有用性の低いコンテンツ」でアドセンス不合格になる原因「ウェブに関する主な指標」についての対策方法(外部リンク)
» 【実録】有用性の低いコンテンツ戦略的3つの改善アプローチ(外部リンク)
今回の記事は以上です。