こんな疑問を解決します。
オーディオブックに対して「頭に入らないから意味がない」「記憶に残らない」という意見をよく耳にしますよね。
でもこれって本当でしょうか?
僕は、「使いこなせていない」だけなのではと考えています。
本には本の、オーディオブックにはオーディオブックの良さがあります。
それぞれの良さを引き出すために「使いこなす」ことが大事だと考えます。
本記事では、頭に入らないといわれている理由とその解決法。
そして僕がおすすめする具体的なやり方をご紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
本記事の内容
・オーディオブックが「頭に入らない」といわれる3つの理由
・記憶に定着させるための3つの解決法
・頭に入れる具体的な3つの方法
本記事の信頼性
- koublog 管理人
(ブログ収入:月5桁達成)
- iPad系サラリーマン(営業職)
(iPad仕事歴:5年、営業歴15年)
- オーディオブック信者
(累計330作品、1000時間以上再生)
本記事を書いているぼくはブログ歴2年です。副業でブログを初めて、月5桁を達成できました。iPadとオーディオブックを愛しています。
この記事を書いている僕は、オーディオブック歴1年以上です。
2大サービスであるAudibleとaudiobook.jpの両方を利用し、毎日欠かさず聴いています。
audiobook.jpだけでもこれだけの数を聴いていますので、それなりに説得力はあると思います。
それでは、前置きはこれくらいにしていきましょう!
頭に入らないといわれる、3つの理由
まずは、頭に入らないといわれる理由を考察していきます。
僕が考える理由は以下の3つです。
- 「ながら聴き」はマルチタスク
- オーディオブックは「受動的」
- 謎にハードルが高い
それぞれ解説していきます。
「ながら聴き」はマルチタスク
オーディオブックのウリは「ながら聴き」ができることです。
しかし、この「ながら聴き」が世の中で誤解されているように感じます。
というのも、
オーディオブックが謳っている「ながら聴き」は、遊んでいる”耳”を有効活用しようというものです。
なので、別のことに耳や頭を使っている(=考えている)と、マルチタスクになるので当然頭に入ってきません。
おしゃべりしながら勉強できないのと同じですね。
同時に話しかけられても、聖徳太子みたいにすべてを理解することは、なかなかできませんよね。
オーディオブックは「受動的」
本は「能動的」ですが、オーディオブックは「受動的」という特性があります。
一般的に、「能動的」なほうが学習効率は高いと言われていますね。
オーディオブックは「受動的」という特性上、”別のことを考える”ことができてしまいます。
そして、別のこと考えている間にも、本の朗読はすすんでいきます。
ここが本との違いですね。
本の場合は、自分が集中していないと先に読み進めていくことができないので、その違いはありますね。
テレビと映画の違いに似ている
これは、テレビと映画の違いに似ています。
映画は、その作品を見るために映画館に行き、お金も払うので、集中して観ます。
テレビの場合は、チャンネルを回すだけで情報が入ってくるので、「ながら観」していることが多いですよね。
とはいえ、テレビであっても面白いドラマなんかは、集中して観ますよね。
翌日、番組について語り合ったりもしますよね。
つまり、コンテンツがどうこうではなく、「見方」「聴き方」によって受け取り方が大きく変わってくるのだと考えます。
謎にハードルが高い
なぜか、1回で頭に入らないとオーディオブックは使えないと言われます。
謎にハードルが高いですね。
本を読むときも、いいと思った箇所は読み返しますよね。
じっくりメモをとりますよね。
一回ですべてを頭に叩き込むなんて、凡人にはなかなかできません。
本でもオーディオブックでも、そこは全く同じです。
記憶に定着させるための、3つの解決法
では続いて、オーディオブックを記憶に定着させるための解決法を3つご紹介します。
- くり返し聴く
- メモをとる
- アウトプット前提で聴く
それぞれ解説していきます。
その1:くり返し聴く
先程お話したとおり、オーディオブックは「受動的」なので、”聞き逃し”はどうしても発生します。
ですので、それを前提に、繰り返し聴きましょう。
オーディオブックは、1.5〜2倍速で聴こう
オーディオブックはプロのナレーターが朗読してくれます。
そのため、聞き取りやすさを重視しているためか、デフォルトの速度がかなりゆっくりです。
そのままの速度で聴いていると寝てしまいそうなくらいです。
ですので、1.5〜2倍速で、最低2回は繰り返し聴きましょう。
オーディオブックは5〜10時間の作品が多いので、2倍速で聴けば3〜5時間で聴き終えます。
通勤時間や移動時間に聴いていれば、意外とあっという間です。
3倍速で聴く強者もいるみたいですが、ぼくはあまりおすすめしません。
さすがに早すぎて、かなり集中しないと聴き取れないので、慣れるまでは1.5〜2倍速をおすすめします。
その2:メモをとる
本を読むときと同じですね。
耳で聴き、手を動かして思考を可視化してやることで、圧倒的に記憶に定着しやすくなります。
やりかたは、手書きでもパソコンでもスマホでもなんでも構いません。自分のやりやすい方法で結構です。
聴いた音声を転写するのではなく、できるだけ自分の言葉で言語化してください。そうすることで、より記憶に定着しやすくなります。
その3:アウトプット前提で聴く
心理学用語でいう「選択的注意」ですね。
「カクテルパーティー効果」ともいいます。
カクテルパーティー効果とは?
カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は音を処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。
-Wikipediaより引用-
アウトプット前提で聴くことで集中力が高まり、記憶に定着しやすくなります。
Twitterやブログなど、なんでも構いません。友人や同僚に話してもOKです。
「ブクログ」という無料で使えるサービスもあるので、読書記録も兼ねて利用してもいいですよ。
読書管理ブクログ - 本棚/読書記録
Booklog,Inc.無料posted withアプリーチ
オーディオブックを頭に入れる、具体的な3つの方法
ここからは、オーディオブックをうまく活用するために僕がおすすめする、具体的な3つの方法をご紹介します。
- まずは2倍速で聴く
- マインドマップにまとめる
- Twitterで発信する
それぞれみていきましょう。
①:まずは2倍速で聴く
まず1回目は、2倍速で聴いてみてください。
そして、「いいな」と思ったら、次は1.5倍速で聴き直しましょう。
1回目よりもゆっくり聴くことで、頭に入ってきやすくなります。
すでに1回目で予習もできているので、脳の準備も整っているはずです。
もし1回目で聴いて「イマイチだな」と思ったら・・・その本は捨てましょう。
いさぎよく捨てる勇気を持ってください。
イマイチだと直感的に思った本は、いくら聴いても頭に入ってきませんので時間の無駄になってしまいますよ。
おすすめは「Audible」と「audiobook.jp聴き放題プラン」
Audibleなら、本の返品が可能です。
画期的です。
イマイチだなと思ったら、迷わず返品し、次の本にチャレンジしましょう。
audiobook.jpの聴き放題プランもおすすめです。
何冊読んでも金額は変わらないので、早めに損切りしてどんどん次の本にすすんでいきましょう。
②:マインドマップにまとめる
メモにまとめるときは、マインドマップを活用することがおすすめです。
マインドマップの利点は、大きくは以下の2つです。
・キーワードで書ける
・構造化しやすい
キーワードで書けるので、手が止まりにくく、思いつくままに書けます。
後で動かすことも可能なので、見た目が整理つかなくなることもありません。
また、ロジックツリーのように構造化しやすいので、後で見返した特にパッと見て内容を理解できます。
おすすめのマインドマップは?
僕のおすすめは「X-mind」ですね。
いろいろなマインドマップアプリを使用した結果、これに行き着きました。
直感的に操作しやすく、デザインが豊富で、無料で使える範囲が広いのが特徴です。
無料の範囲で充分すぎるくらいなので、試しに使ってみてください。
XMind
XMind Ltd.無料posted withアプリーチ
③:Twitterで発信する
アウトプットするには、Twitterがおすすめです。
Twitterなら140文字と短文なので、発信のハードルが下がります。
また、Twitterの場合は反応がすぐに把握できるのもいい点ですね。
ブログだとリアルな反応がわかりにくいですが、Twitterなら「いいね」や「リツイート」でリアルタイムに反応を知ることができます。
発信の習慣づけにもなるので、おすすめです。
まとめ:気張らずにオーディオブックを楽しもう
いかがだったでしょうか?
今回は、オーディオブックを記憶に定着させる方法をご紹介してきました。
いろいろお話してきましたが、一言にまとめるなら
「気張らずに、純粋にオーディオブックを楽しもう」
読書を楽しむことが一番大事です。
楽しいという感情が生まれると、すっと頭に入ってきます。
1回では記憶に定着しないことを心得て、気軽に楽しみながら何度も聴くことがいいと思います。
今回の記事は以上です。