2022.6.1にTONE e22が発売されましたね。
TONEモバイルでこれまで発売されていたTONE e21 rev.2と比べて何が違うのか、どっちがおすすめなのか、気になりませんか?
本記事では、そんな疑問を解決します。
最後まで読んでいただければ、TONE e22とTONE e21 rev.2の違いがわかり、自分にとってどっちが合っているかがわかりますので、ぜひお付き合いください。
それではいきましょう。
TONE e22の特徴
まず、主な特徴を紹介します。
TONE e22ならではの機能だけを抜粋して紹介しますので、詳しくは公式HP をご確認ください。
- 5G対応(NTTドコモの通信網)
- ワイヤレス充電/急速充電に対応(充電器はついてません)
- 最大640GBのストレージ(512GBのSDカード対応)
- TONE Laboに参加すると安くなる
TONE Laboとは?
TONEモバイルの新サービスの実証実験プロジェクトです。
情報やスマホ端末のリソース(電力・CPUなど)を提供することで、端末を割引価格で購入できるようになります。
ひと言でいうと、、サービスのモニターに参加することですね。
» サービスの詳細はこちらから
端末割引適用は新規契約時のみなので注意しましょう。
TONE e22 と TONE e21 rev.2を比較すると?
それでは、いよいよ比較していきましょう。
まずは仕様比較から。
仕様比較
項目 | TONE e22 | TONE e21 rev.2 |
---|---|---|
OS | Android 11.0 | AndroidTM 10.0 |
外形寸法 | 164.7 × 76.5 × 8.9mm | 162.4×77×8.85mm |
重さ | 191g | 185g |
液晶サイズ | 6.67インチ FHD+(2400×1080) | 6.53インチFHD+(2340×1080) |
カメラ(アウト) | 4,800万画素+広角800万画素+深度200万画素 | 4800万画素+800万画素+200万画素 |
カメラ(イン) | 1,300万画素 | 800万画素 |
CPU | MediaTek Dimensity 700 | MediaTek Helio P35(MT6765V)OctaCore |
メモリ | 6 GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
SDカード | SDXC A1 対応 最大512GB | 最大256GB |
電池 | 定格 4,000mAh | 4,000mAh |
SIM | nano+eSIM | nano SIM |
同梱物 | SIM ピン/ 置くだけサポート | 保証書 / SIMカード台紙 / ACアダプタ / USB Type-Cケーブル / 置くだけサポート |
対応規格 | Wi-Fi (b,g,n,ac) / Bluetooth(5.2) / GPS / テザリング | Wi-Fi (b,g,n,ac) / Bluetooth(5) / GPS / テザリング |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | 指紋認証/顔認証 |
チップの性能としてはTONE e22のほうが3倍くらい良い。
Apple製品に置き換えると、
- TONE e22 →A11 Bionic(iPhone8/Ⅹ)
- TONE e21 rev.2 →A8X(iPad Air2)
という感じです。
でも、ぼくの結論としてはTONE e21 rev.2のほうがおすすめ。
TONEモバイルは、スマホ初心者向けのキャリアです。
なのでTONE e22までのスペックは必要なく、TONE e21 rev.2で充分だと考えます。
TONE e21 rev.2をおすすめする理由
TONE e21 rev.2をおすすめ理由は4つ。
順番に説明していきますね。
①:TONE e22は価格が約2倍
TONE e21 rev.2が税込9,980円なのに対し、TONE e22は税込21,780円。さらにTONE Laboに参加しない場合には税込32,780円となり、3倍以上の価格になります。(2022.6月時点)
TONE Laboは、スマホの利用状況などの個人情報を提供することとなるので、なんとなく抵抗を感じるのは僕だけではないと思います。
3倍以上の価格を支払うメリットがあるかというと・・・うーんってなっちゃいますね。
②:TONE e22の「5GSA」対応は未定
TONE e22の「5GSA」対応は現時点では未定なままです(2022.6月時点)
5GSAとは?
《5G standalone》第五世代移動通信システム(5G)の運用形式の一。SAはスタンドアローンの意で、従来の第四世代移動通信システム(4G)と制御システムなどを併用せず、単独で運用される。5G本来の要件を満たす、高速大容量、超低遅延、多数同時接続が可能となる。
※引用元:コトバンク
かんたんに言うと、5G専用の基地局装置を使用する運用形式のことです。みんながイメージしている5Gの姿ですね。
これによって、高速・大容量・低遅延の3拍子そろった通信が実現します。(現状は4Gの基地局との併用で運用されています)
この5GSAがドコモは2022年夏予定とのことですが、TONEモバイルへの対応はおそらくかなり先になるのではと思います。
③:動画はチケット制なので、そもそも5Gを必要としていない
現状、個人レベルで5Gの恩恵があるのは動画視聴くらい。高速でダウンロードできるようになるので、よりストレスなく楽しめるようになります。
ただTONEモバイルの場合、動画はチケット制なのであまり意味がありません。そもそも動画をガンガン見たい人は他のキャリアを選びますしね。
なので、TONEモバイルに限っては5Gの恩恵がかなり少ないと思っています。
④:TONE e21 rev.2でもほぼ同じことができる
端末としてのスペックは格段に良くなりますが、できることはTONE e21 rev.2でもほぼ同じです。
できないこととしては、ワイヤレス充電くらいです。(充電器はついていませんが。)
そこに対して2〜3倍のお金を支払うか?となると、ちょっと考えものですね。
まとめ:スマホ初心者ならTONE e21 rev.2で充分
いかがだったでしょうか?
繰り返しになりますが、TONEモバイルを検討する人は、高齢者や子供などのスマホ初心者の方が多いでしょう。
そこまでハイスペックを必要としないと思いますので、従来から販売されていたTONE e21 rev.2で充分です。
万が一壊したときの金銭的・精神的ダメージも少なく済みますしね。
» TONE e21 rev.2について詳しくはこちら
一方で、もともとiPhoneを使っていた・・・とかであれば、絶対に物足りなくなるのでおすすめしません。
ハイスペックを求めるなら、TONEモバイルじゃないほうがいい。
スマホにある程度のスペックを求めてガンガン使いたいなら、mineoやLINEMOなどで割引適用を活用して端末購入したほうがコスパが良いですね。
ぼくのおすすめはmineoです。
「パケット放題Plus」というネット使い放題のプランがあり、5Gにも対応しています。
しかも大手キャリアの中から好きな通信回線を選べるので、通信品質もバッチリです。
というわけで、今回の記事は以上です。